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1.電力削減には、3つの方法がある! そのメリットやデメリットとは?
コンプレッサーを助ける方法
スパコン®はこの方法です。特殊な内部構造(特許製品)により、液化されない冷媒ガスを再凝縮することで、冷媒ガスの完全な液化を行い、室内の熱交換能力を高めます。
冷媒ガスをコントロールする方法
一般的に起用されてきた散水システムです。このシステムは夏場のみ有効。冷媒ガスの通るパイプを水で冷やすので腐食します。水道水のカルキが詰まるので、定期的なメンテナンスも不可欠。アルミフィンの寿命が短くなるので、リプレイを促しやすく、空調は5年程度の寿命になってしまいます。
電源のON・OFFをコントロールする方法
OFFの間は当然、温度は上がり、一定値に達するとスイッチが入ります。ONになった直後に急冷するので、電力効果はあまり期待できません。機械自体を補強するものではないので、機械の寿命は変わりません。
2.従来冷媒 R-22より新しい、現行冷媒 R-407やR-410を使用した
省エネエアコンへの効果は?(スパコン®追加設置のみの場合)
現行冷媒の基本
現在、従来冷媒 R-22の特性を保持できる単一冷媒は見つかっていません。よって、現行冷媒は、混合冷媒として作成されたものです。
- R-407は、冷媒の状態(液・ガス)により、R32:R125:R134a=23wt%:25wt%:52wt%という混合組成比が変化し、『均一に液化されない』
- R-410は、圧力がR-22との対比で約1.6倍と、『ガス圧が高い』
いずれも 『均一に液化されない』 『ガス圧が高い』 など、高圧カットを起こしやすい性質を持っています。
現行冷媒を使用した省エネエアコンは、旧型よりも高圧カットが働きやすいものが多く、さらに機械的な性能の向上で、室外機の放熱が充分できずにコンプレッサーの温度が下がらなくなると、敏感に制御が働いて高圧カットに陥りやすいといわれています。
スパコン®をつけると!
- 液化されない冷媒ガスをスパコン®が再凝縮することで、冷媒ガスの完全な液化が行えます。
- 冷媒の流れがスムーズになり、ガス圧も低くなり、コンプレッサーの負荷も軽減されます。
スパコン®導入効果は!
1.圧縮機の負担軽減<高圧カット抑制>
2.既設エアコンの延命
3.省エネ・環境貢献・消費電力削減
空調の電気代 10~15%前後削減 が可能です。
3.スパコン®の対象にならない冷媒とは?
対象になる冷媒 | R-22 | R-410 | R407 | R-404 | |
対象にならない冷媒 | 水 | CO2 | アンモニア(医療系に多い) | ブタン系 | R-502 |
<その他>
- 冷凍庫は、通常の空調機と異なりますので、施工工事も通常とは違います。
- スパコン®は室外機の性能を引き出す製品なので、ガスエアコンでも電気と同等の効果があります。
4.スパコン®+新冷媒ガスHB-156 プランの対象になる冷媒は?
- 新冷媒ガスHB-156と入替えられる冷媒ガスは限られています。R-22、R407のみが入替えが可能です。
5.施工工事完了までスケジュール
6.スパコン®は、3kw以下の室外機には設置いただけません。
スパコン®はメーカーを問わず、既存空調の室外機に取り付けることができます。
しかし、企業様向けに開発した製品ですので、大きめにできています。よって今のところ設置が可能な大きさは、3kw以上の室外機に限らせていただいております。
一般に家庭用の室外機は1kw~2kwくらいの大きさなので、ご家庭用には設置できないとお考えください。
ただし、排出(室内の空調設備)は家庭用であっても、室外機はまとめた形(ポータブル式)で、ひとつの室外機から数ヶ所へ排出されている場合もございますので、その場合は設置が可能になります。
室外機の容量などご不明な場合はご相談ください。
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